船霊様 勝浦 遠見岬神社
 

 船霊様とは船に宿る神様です。 
人が船を造った遠い昔から、
海での漁や航海の安全を祈り 
現在まで信仰が続けられております。
古のころは現在とは異なり麻で作られて
おりました。
人形に変化したのは嘉永五年頃と
伝わっております。

船を新造した時に共木で舟形の社を造り、一旦神社に納めます。 
 
 神社では人形を作り御神饌である五穀、十二ヶ月分の賽銭、
「芽が出ますように」と賽子を入れます。
夫婦円満、大漁祈願、五穀豊穣、海上安全を祈祷いたします。
 
船霊様は船をおろすときに船室に納められます。
人形が使われた船霊様は全国的にも珍しく特殊神事となっております。
 

※ 遠見岬神社 
 江戸時代までは富大明神と称されておりました。
最初は八幡岬突端富貴島にあったと伝わっております。
慶長6年(1601年)の大津波で流され宮ノ谷に再建、、
さらに万治2年(1659年)現在の場所に再建立されました。
明治4年新政府の社格制度発令。
天富命(あめのとみのみこと)を祭神とし郷社に選定されました。
現在の社殿は嘉永2年(1849年)に造営されたものです。
 
毎年2月下旬〜3月上旬に開催される勝浦びっぐひなまつりでは
神社の石段(60段)に1200体のひな人形が飾られます。